Nginxの各環境で異なるPHPのバージョンを実行できるようにする
環境: Linxu(CentOS7, Nginxインストール済み、PHP7.xインストール済み)
今回はPHP8系をインストールしたかったので、PHP8.1でやったことを例に記載していきますが、とりあえず、実行したいPHPのバージョンをyumでインストールしておく(※割愛)
yumのインストールのリポジトリがremiの場合は、/etc/opt/remi/phpバージョン/php-fpm.d/の中に、www.confがあるので、www.confを修正する
修正する箇所は主に3か所
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user = nginx <- webサーバーの実行ユーザーにする group = nginx <- webサーバーの実行ユーザーにする listen = 127.0.0.1:9001 <- 9000番がデフォルトになっているので、使っていないポートに変更する |
php-fpmを起動してみる。
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# systemctl start phpバージョン-php-fpm (ex. systemctl start php81-php-fpm # ps aux | grep php |
このとき、該当のPHPバージョンのプロセスが立ち上がってたらOK
例) root 7485 0.6 1.3 567488 24512 ? Ss 22:09 0:00 php-fpm: master process (/etc/opt/remi/php81/php-fpm.conf)
次は、Nginxのバーチャルホストの設定
serverディレクティブで、location内でcgiの指定しているポートを変更
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server { listen 443; server_name サブドメインとか ~~略~~ location / { try_files $uri $uri/ /index.php?$args; } location ~ \.php$ { try_files $uri =404; fastcgi_pass 127.0.0.1:9001; <- ここを9000から9001に変更 fastcgi_index index.php; fastcgi_intercept_errors on; fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name; include fastcgi_params; } } |
これで、Nginxを再起動して、phpinfoとか実行して該当バージョンのPHPが確認できたらOK
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